フリーランスの税務は確定申告だけではありません。年間を通じてさまざまな手続きや支払いが発生します。この記事では、フリーランサーが年間を通じて行うべき税務・社会保険の手続きをカレンダー形式でまとめました。
1月:年明けの確認事項
- 前年の収入・経費の最終集計を行う
- 源泉徴収票(副業の会社員収入がある場合)の受け取り
- 医療費控除の申請準備(医療費が10万円超の場合)
2〜3月:確定申告シーズン
- 2月16日:確定申告受付開始
- 3月15日:確定申告・所得税納付期限
- e-Taxで早めに申告を完了させる
- 青色申告特別控除(65万円)の確認
- 振替納税を利用する場合は口座振替依頼書を提出
4月:振替納税と準備
- 4月下旬:振替納税を選択した場合の所得税引き落とし
- 新年度の青色申告承認申請書の提出(開業した場合は2ヶ月以内)
6月:住民税の通知
- 前年の所得に基づく住民税の決定通知が届く
- 「普通徴収」を選択した場合は4回払い(6月・8月・10月・翌年1月)で納付開始
- 国民健康保険料の通知(自治体によって時期が異なる)
7月:予定納税
- 7月末:前年の所得税が15万円超の場合、予定納税第1期分の納付
- 予定納税は前年の所得税の1/3ずつを7月・11月に仮払いする制度
- 収入が大幅に減った場合は「予定納税額の減額申請」が可能
11月:予定納税第2期
- 11月末:予定納税第2期分の納付
- 年末に向けて確定申告の準備を開始する
12月:年末の締め作業
- 年間の収入・経費を最終集計
- iDeCo・小規模企業共済の掛金を確認
- ふるさと納税の駆け込み(12月31日が期限)
- 医療費のレシートを集計する
毎月やること
- 収入記録(Upworkのトランザクション履歴を月次でCSVエクスポート)
- 経費の記録(領収書のスキャン・freee/マネーフォワードへの入力)
- 国民年金の支払い(口座振替なら自動)
- 国民健康保険の支払い
まとめ
税務手続きは期限に遅れると延滞税・加算税が発生します。年間スケジュールをカレンダーに入力して、期限を忘れないようにしましょう。特に予定納税を見落としがちなので注意が必要です。
この記事は、Upworkなど海外フリーランス収入に関する一般的な税務情報をまとめたものです。税務上の判断は、居住地、所得区分、事業規模、取引内容、利用している決済サービス、過去の申告状況によって異なります。最終的な判断は、国税庁・自治体・税務署・税理士などの専門家に確認してください。
